新しい「エマソン・アドバンスト・オートメーション・ラボ」は、建設中のZachry工学教育棟内に位置します。これは、525,000平方フィートのアクティブラーニングセンターで、この秋に開講する予定の学部の工学教育専用です。 高解像度画像
新しい施設は、未来の労働環境を見据えた次世代オートメーション、ワイヤレスおよび産業用モノのインターネット(IIoT)技術で実務経験を提供します
テキサス州オースティン（2018年6月27日） – 米国で最大かつ最も有名な工学大学のひとつテキサスA＆M大学で学ぶ未来の学部生は、グローバルな技術とエンジニアリング企業であるエマソン（NYSE：EMR）から150万ドルの寄付を得た結果、世界中の産業施設で使用されている最も革新的で高度な自動化技術にアクセスすることができるようになります。
エマソンとテキサスA＆M大学は本日、同社の寄付を得て「エマソン・アドバンスト・オートメーション・ラボ」の設立を発表しました。このラボは、石油＆ガス、製油所、製薬、食品・飲料、その他の産業向けの製造施設で実際に行われているプラント操業をシミュレートでき、テキサスA＆M大学の工学系学生に最新のハイテクでアクティブな学習環境を提供します。ラボは、この秋に開設予定の525,000平方フィートの最先端施設である大学の新しい「Zachry工学教育棟」の重要な部分になります。
「エマソンがテキサスA＆M大学と提携しているのは、同大学が米国の有力な工学大学の一つで優れた研究コンポーネントを備えているからだけでなく、エンジニアリングで取り上げられることの少ないグループ、特に女性の数をより多く登録し、卒業させようと努力していることに強く感動したからです。」と、エマソン・オートメーション・ソリューションズのエグゼクティブプレジデントであるMike Trainは述べています。「この投資は、世界中で需要がある「デジタル労働力」 に加わることを志望するエンジニアと製造労働者に対する エマソンのSTEM(科学、技術、工学、数学）教育と研修へのコミットメント を基盤にしています。
新しい高度オートメーションラボに加えて、エマソンは、実践的な指導を容易にするために、完全に機能する蒸留カラムのプロセス制御装置を提供します。蒸留カラムの次の扉で、学生や教職員は、新しいエマソン・コラボレーション・ルームで学習し、問題を解決することができます。また、エマソンは工学部と協力してZachry工学教育棟全体で産業用ワイヤレス技術を統合および拡張します。エマソンとテキサスA&M大学との協力は、大学のシンポジウムへの年間参加だけでなく、今日のエンジニアリング課題への解決策を検討するキャンパスでの技術交流セッションへの参加が含まれるなど、寄付を超えて拡大しています。
「当大学は、エマソンがこの施設を支援してくれたこと、そして未来の「アギー（Aggie）エンジニア」を育成するために学生たちに次世代オートメーションとワイヤレス産業技術を提供することに、深く感謝しています。」と、M. Katherine Banksエンジニアリング担当副学長は言います。
エマソン・アドバンスト・オートメーション・ラボは、毎年1,400名の工学系学生にサービスを提供する予定です。今後8年間、テキサスA＆M大学は、工学部の25-25イニシアチブの一環として、工学部在籍学生数を19,000人から25,000人に増加させる計画を立てています。保持による成長に加えて、このイニシアチブの主な焦点は、STEM教育において少数しか存在しないグループの参加を増やすことであり、昨秋、テキサスA＆M大学は、女性工学系学生の入学者数が全米一を誇りました。
この進行中のテキサスA＆M大学プログラムは、エマソンがSTEM教育を支援しようとしている、2年制の技術コミュニティカレッジから4年制の大学プログラムまで、学部および大学院レベルの世界で350以上の機関に加わります。
エマソン・アドバンスト・オートメーション・ラボには、DeltaV™コントロールシステムのハードウェアとソフトウェア、Fisher™コントロールバルブ、Rosemount™測定装置、Appleton™フィールドコンポーネント、Micro Motion™コリオリメーター、統合シミュレーションソフトウェアが含まれます。このラボは、エマソンと製造教育およびトレーニングパートナーシップを持っている、ミズーリ州セントルイスのランペン・テクニカル・カレッジで勉強している学生が製作する保守研修シミュレータ装置も備えています。
テキサスA＆M大学工学部について
終身在職権のある/終身在職コースにある教授陣が600人以上、学生数が19,000人以上のテキサスA&M大学工学部は、その学部規模で米国第2位です。U.S. News & World Report誌によると、同大学は学部と大学院の両方で全国第7位、公的機関の研究費支給対象として第3位、同大学の14の学部のうち8学部が上位10位にランクされています。
テキサスA＆M大学について
テキサスA＆M大学は学生総数が 62,000 人以上で、新規の国内優秀奨学生を輩出するトップクラスの大学の1つです。テキサスA＆M大学は毎年8億6,600万ドル相当以上の研究を行っており、全国でトップ20の大学であり、アメリカ国立科学財団によって一貫してトップクラスの研究機関にランクされています。寄贈財産が50億ドルを超える同大学は、米国の公立大学で第4位にランクされています。テキサスA＆M大学は著名なアメリカ大学協会のメンバーであり、ファイ・ベータ・カッパの最大支部の一つです。
