エマソンは、Braskem の操業全体でビジネスパフォーマンス評価指標を満たし、サステナビリティ目標を達成するために、デジタルオートメーション技術とエンジニアリングサービスを提供します。 写真提供元: Braskem Idesa. 高解像度画像
パートナーシップ締結によりエネルギー消費量と炭素排出量を低減しながらも安全性と信頼性を向上させ、エネルギー消費量と排出量を削減し、メキシコでの事業の自動化を進めるためのロードマップを作成します
テキサス州オースティン(2022 年 10 月 18 日) – グローバルソフトウェアおよびテクノロジーの旗手であるエマソン(NYSE: EMR)は、本日、Braskem Idesa と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。その目的は、デジタルオートメーション技術とエンジニアリングサービスを提供することで、Braskem のオペレーション全体においてビジネスパフォーマンス評価指標を満たし、サステナビリティ目標を達成することです。Braskem Idesa は、ブラジルを本拠地とする南北アメリカ最大の熱可塑性樹脂メーカーである Braskem と、メキシコ最大の石油化学企業の 1 つである Grupo Idesa とのジョイントベンチャーです。
複数年にわたるデジタル・トランスフォーメーション・ロードマップは、エマソンの幅広い石油化学産業専門知識と最先端オートメーション技術およびソフトウェアソリューションの多彩なラインナップを活用し、オペレーショナルエクセレンスを促進するだけではなく、Braskem Idesa が打ち立てた 2028 年までに温室効果ガス(GHG)スコープ 1 および 2 を 15% 低減し、2050 年までに完全なカーボンニュートラルを達成するという目標もサポートします。
「私たちは、いくつかの主要財務および業績指標を評価した上でエマソンに白羽の矢を立て、Top-Quartile 業界上位の業績を達成するための成果を達成するための詳細なデジタルオートメーション戦略の策定に参加するよう依頼しました」そう語ったのは、Braskem Idesa の CEO を務める Stefan Lepecki 氏です。「当社が市場需要を満たす上で役立つ高度に統合された技術を活用して、これから進むべき道が明確になったことで、私たちは自信を持ってサステナビリティ目標と業績目標を追求することができるようになりました」
ロードマップは、エマソンの Operational Certainty(運用確実性)概念を活用して、以下の 4 つの主要トランスフォーメーション・ワーク・ストリームの一部で測定可能な改善のためのフレームワークを提供します。
これらのワークストリームは、温室効果ガス排出量削減に関する Braskem Idesa の三つ叉戦略(1. エネルギー効率、再生可能エネルギー使用量、低炭素強度プロセス技術、2. 再生可能原料およびポスト・コンシューマ・リサイクル、3. 排出された炭素を原材料として、付加価値のある化学製品として、将来の炭素税の代替として取り込むこと)と整合します。
「有能なリーダーは、サステナビリティ戦略も優れたビジネスになることに気付きつつあります」そう指摘したのは、エマソンのオートメーションソリューションズ事業部エグゼクティブプレジデントを務める Mark Bulanda です。「環境サステナビリティを改善しながら、廃棄物および原材料消費量の削減、エネルギーコストの低減、収益性の向上を図ることは、正しい戦略に焦点を絞り、解決すれば間違いなく可能です」
Braskem Idesa について
2010 年創業の Braskem Idesa は、熱可塑性樹脂を製造している南北アメリカ最大の石油化学企業である Braskem(ブラジル)と、メキシコ最大手の石油化学企業である Grupo Idesa とのパートナーシップから設立されたメキシコの会社です。Braskem Idesaは、人間とサステナビリティを大切にしており、循環経済を強化するためのバリューチェーンへの貢献や、化学製品およびプラスチック製品産業で持続可能なソリューションにより人々の生活を改善することに取り組んでいます。Braskem Idesa は、食品包装、建設、製造、自動車、アグリビジネス、医療、衛生などのさまざまな産業に対して、あらゆる範囲の熱可塑性樹脂や化学製品を提供しています。
詳しくは、Braskem Idesa.com をご覧ください。