エマソン、気体プロセスの騒音から作業者を守る消音機を発表

Fisher WhisperTube モーダル減衰器

WhisperTube モーダル減衰器は、フルボア型の穴あき管を取り囲む様々なサイズの音響空洞から構成されています。それぞれの音響空洞によって広い周波数帯域で相殺的な干渉が発生し、広い範囲にわたってノイズを大幅に低減します。高解像度画像

Fisher WhisperTube モーダル減衰器は、プロセスフローに影響を与えずに圧縮性流体サービスにおけるノイズ低減を実現し、作業者の安全性を向上します。

アイオワ州マーシャルタウン(2022 年 1 月 25 日) – Emersonは、さまざまな産業分野で騒音を伴うガスやボイラーの用途に対応する Fisher™ WhisperTube モーダル減衰器を発表しました。 モーダル減衰器は、制御弁などの上流で発生する配管内の騒音を 15 デシベル抑制するフルボア型の装置です。この装置を下流側に配管のスプールピースの代わりに取り付けます。圧力損失を増加させず、プロセスフローに影響を与えることもありません。

プロセス配管の騒音を低減させるソリューションは、長年産業界のユーザーから求められてきました。しかし、これまでのソリューションはいずれも、大幅な圧力損失や流量の減少、閉塞物の発生を招いていました。そのため、騒音低減のために配管部分に防音材を取り付けるユーザーもいますが、設置に多大なコストと手間がかかる上、配管内部の騒音低減には何の効果もありません。モーダル減衰器はこれらの問題やその他の課題をドロップインソリューションで解決し、作業者の安全性や規制遵守を向上させながら、配管内部の高い騒音レベルによる下流機器の損傷のリスクを低減します。

モーダル減衰器の主な用途には、制御弁、圧力リリーフ弁、ポンプ、コンプレッサ、およびノイズを発生する他の装置によって上流のプロセスフローが変化する場合を含みます。今までの装置の多くは、下流側に流れの抑制のない長さの配管に取り付ける必要がありますが、モーダル減衰器にはそのような制限がないため、このような用途で特に有効です。

他の騒音抑制ソリューションとは異なり、モーダル減衰器は配管に障害物を入れないため、プロセスフロー中に微粒子が浮遊する場合や、清掃やメンテナンスのためにピグ洗浄が必要な場合に使用できます。

WhisperTubeは、2 ~ 12インチ(50A~300A)までのサイズがあり、ASME(アメリカ機械学会)のフランジ規格はクラス 150、300、600 です。圧力定格はフランジ定格サイズと同じで、最高温度は華氏 700 度(371℃)です。

詳細についてはこちらをご覧ください:Emerson.com/FisherWhisperTube

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連絡先: エマソンのグローバルメディア担当連絡先

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エマソンについて 
エマソン(NYSE: EMR)は、世界の多くの基幹産業に革新的なソリューションを提供する、テクノロジーとソフトウェアのグローバル企業です。エマソンは、AspenTech の過半数株式を含む主要なオートメーション関連のポートフォリオにより、ハイブリッド型、プロセス型、ディスクリート型のメーカが、業務の最適化、人員の安全、排出量の削減、サステナビリティの目標達成を実現できるようサポートしています。詳細については、 Emerson.comをご覧ください。

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