設置と差動が容易な Rosemount オープン・パスガス検出器は、広範囲にわたり有毒ガスと可燃性ガスの警報を発します。
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設置と試運転が簡単なRosemountオープン・パスガス検知器は、広範囲の有毒ガスや可燃性ガスのアラームを発動します。
米国ミネソタ州シャコピー(2021 年 11 月 16 日):本日、エマソンは、過酷な環境下における広範囲にわたるパフォーマンスの信頼性と、より簡単で迅速な設置都市運転を可能にするプロセスを提供することで安全性を高め、ダウンタイムを短縮できる2 つの新しいオープン・パスガス検知器を発表しました。過酷な環境とは、オイル&ガス、石油精製、化学、鉱業、大規模な冷凍システムの運用でよく見られる、激しい振動条件と、-55℃ (-67°F)から65℃ (149°F) までの動作温度の両方を含みます。
Rosemount™ 935 オープン・パス可燃性ガス検知器は、赤外線技術を使用して、メタン、プロパン、エチレンなど、幅広い可燃性炭化水素ガスを検知します。CDC (米国国立労働安全衛生研究所) の最新統計によると、石油・ガス産業だけでも、全死亡者の 22% が爆発 (燃焼や火災) と有害ガスへの曝露によるものです。
Rosemount™ 936 オープン・パス 毒性がス検知器 は、紫外技術を用いて、産業施設で最も一般的な有毒ガスである硫化水素とアンモニアを検出します。米国労働安全衛生局によると、硫化水素は 100 ppm で直ちに生命と健康に危険を及ぼすとみなされています。アンモニアは 130 ppm で皮膚、眼、鼻、呼吸器に刺激を感じます。いずれのガスも一定のレベルで暴露すると致命的です。
キセノン閃光技術を活用した Rosemount 936 は、高い信頼性のためにビームとレシーバーの間の完全な波長可変を必要とする波長可変半導体レーザー (TDL) と対比して、設置の柔軟性を高めます。TDL のほぼ 2 倍の調整不良への許容誤差を有しているため、設置時間を最大 30% 短縮して、プロジェクトのスケジュールを合理化することができます。
オープン・パス検知技術は、光源と検知器を使用します。光源からモニターされた空間を渡って変調された光を照射して、検知器がガスの存在によって吸収される光の量を感知します。この方法では、有毒ガスや可燃性ガスの雲が機器間のどの位置に漂っていても、また霧や雨、スモッグで光ビームの95%が遮られていても、長さ200メートルまでの広い範囲を高い精度で測定することができます。また、物理的な障害物によって経路が完全に遮断されている場合にも、システムは警告を出します。
Rosemount 935 および 936 オープン・パスガス検知器は、素早く確実な検出を保証する包括的な安全システムの一部として、エマソンの火炎およびガス検出製品の全製品群と組み合わせて使用できます。多くの施設では、複数のテクノロジーの使用による恩恵を受けており、最大限の保護を実現しています。
詳細はこちら: Emerson.com/RosemountFlameAndGas