Emerson の Rosemount™ 802 ワイヤレス・マルチ・ディスクリート I/O トランスミッタには、8 つの個別設定可能な I/O チャンネルがあります。表示の Emerson SmartPower™ 電源モジュールはオプションです。高解像度画像
Rosemount 802 ワイヤレス・マルチ・ディスクリート I/O トランスミッタは、設備のリモート制御を可能にし、コスト削減、安全性の向上、生産性の向上に役立ちます
ミネソタ州シャコピー(2024 年 8 月 20 日)– Emerson は本日、Rosemount™ 802 ワイヤレス・マルチ・ディスクリート I/O トランスミッタの発売を発表しました。本製品は 8 個のディスクリート入力/出力(I/O)チャンネルがあり、それぞれを入力または出力として設定できます。本トランスミッタは、WirelessHART® 機能によってワイヤレスゲートウェイに接続できるため、有線接続を介してホスト(制御システムやアセットマネジメントシステムなど)にリンクすることができます。これにより、ホストが WirelessHART ネットワークからリモートで設備を監視および制御できるようになります。
現在購入可能な WirelessHART によるリモート I/O トランスミッタは、新製品の Rosemount 802 トランスミッタと先行モデルの Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート・デュアル・インプットまたはアウトプットトランスミッタのみで、これらはワイヤレス接続を使用した柔軟な設定と展開の容易さを叶える Emerson の Boundless Automation™ インテリジェントフィールドに対応しています。
新しい Rosemount 802 のワイヤレス機能は、従来技術者が現場に赴き、時間のかかる配線接続を必要としていたモーター、バルブ、ポンプなどの、現場に設置されたアセットの監視と制御に関連するコストを劇的に削減します。新しい Rosemount 802 は、ホストシステムでディスクリート入力および出力の制御レベルを有効にしたまま、危険場所への技術者派遣をなくすことで、これらのコストを最低限に抑え、安全性を向上させます。
新しい Rosemount 802 は、Rosemount 702 トランスミッタと同様に機能しますが、I/O チャンネルが 2 つから 8 つに増え、それぞれをディスクリート入力またはディスクリート出力として設定可能です。802 トランスミッタは、複数のアセットが 1 か所に設置され、それぞれに監視や制御が必要な場合のソリューションとして、Rosemount 702 よりも費用対効果が優れています。
電源オプションには、10~30 V の直流外部ライン電源または Emerson SmartPower™ モジュールがあります。Emerson SmartPower™ は配線が不要で、最長 8 年のメンテナンスフリー運転を実現し、現場で迅速かつ簡単に交換できます。
Rosemount 802 トランスミッタは、以下の安全基準に従って認証されています: ATEX ゾーン 2 本質安全防爆、米国ディビジョン 2 Non-Incendive規格およびゾーン 2 本質安全防爆、カナダディビジョン 2 Non-Incendive規格およびゾーン 2 本質安全防爆、IECEx ゾーン 2 本質安全防爆。デバイスの筐体の定格は NEMA® 4X および IP66 です。
詳細はこちらをクリック: Emerson.com/Rosemount802