Movicon ソフトウェアおよび PACEdge™ IIoT プラットフォームが標準インストールされた PACSystems™ IPC 2010 は、データ解析・ビジュアライゼーションなどに高性能コンピューティング機能を提供します。高解像度画像
Movicon ソフトウェアおよび PACEdge IIoT プラットフォームが標準インストールされた PACSystems IPC 2010 は、データ解析・ビジュアライゼーションなどに高性能コンピューティング機能を提供します。
バージニア州シャーロッツビル(2024 年 2 月 21 日) – エマソンは、本日、新しい PACSystems™ IPC 2010 小型産業用 PC(IPC)を発表しました。これは、幅広い機械および工業部品自動化アプリケーション向けに開発された産業用 PC です。この新しい製品は、コンパクトで耐久性が求められる製造施設や OEM メーカ向けに開発され、低コストでインダストリアル IoT(IIoT)およびデジタル・トランスフォーメーション(DX)を導入することが可能です。
IPC 2010 は、PACEdge™ 産業用エッジプラットフォームおよび Movicon.NExT™ SCADA ソフトウェアの諸要素を標準インストールすることで、ユーザがブラウザベースで簡単にアプリケーションを実行できます。ソフトウェアプラットフォームは常に最新の状態に保たれ、自動メンテナンスされるため、ユーザの工数削減ができ、信頼性は最大限に高まります。
OS はインダストリアルバージョンの Linux を実装し、シリアル接続とイーサネット接続に対応する IPC 2010 は、さまざまなトポロジーで通信ゲートウェイとして使用できます。個別にエッジ・コンピューティング・デバイスとして使用することも可能です。ユーザは、さまざまな IIoT、エッジ、OT/IT コンバージェンス、HMI 画像化、SCADA 接続、デジタルトランスフォーメーションにおいて、IPC 2010 を柔軟なプロトコルコンバータとして(またその他多くのコンピューティング機能用に)実装できます。
ハードウェアとソフトウェアに汎用性を確保し、改良と拡張が可能です。標準的な仕様は使いやすく、エマソンのライフサイクルサービスによってサポートされます。コンパクトな形状の IPC 2010 の特長は、幅広い動作温度範囲、わずか 4W の低消費電力、どこにでも設置できる堅牢な仕様です。
IPC 2010 は、コストパフォーマンスが高く、一般アップデートやサイバーセキュリティアップデートは有料ですが、継続的な年間ライセンスコストは不要です。また、Movicon Connext© や WebHMI などの機能をいつでも追加できます。
「デジタルトランスフォーメーションに取り組んでいるお客様の多くは、小規模なところから着手し、エッジ対応アプリケーションから価値を追求しながら信頼を獲得したいと考えています」と語ったのは、エマソンのディスクリート・オートメーション・ビジネス用 IPC 2010 プロダクトマネージャの William Paczkowski です。「IPC 2010 は、パッケージ化された低コストソリューションとして特別に設計されたので、ユーザはコストを抑えて簡単に実装できます」
エマソンは、空気圧の漏れ検出、圧縮空気モニタリング、バッチ処理システム、クラウド対応サービス、その他のトータルソリューションとして IPC 2010 を組み込んでいます。この産業用テクノロジーを活用することで、お客様は高度な機能を駆使して新たな利益を生み出すことができます。
詳しくは、https://www.emerson.com/en-us/catalog/emerson-ipc-2010 を参照してください。