Fisher 4400 バルブ・ポジショントランスミッタ (緑色のデバイス) は、豊富な診断データを提供しながら継続的にバルブ・ポジションを送信するため、ポジションスイッチよりもはるかに高いレベルの信頼性を実現します。 高解像度画像
Fisher FIELDVUE 4400 バルブ・ポジショントランスミッタは、信頼性、診断、SIL 2 機能の向上など、リミットスイッチに勝る利点を提供
アイオワ州マーシャルタウン (2023年11月29日) – Emerson は、化学反応器の停止、PSA装置、鉱圧酸化隔離、蒸気発生器の停止などを含む重要な隔離バルブ用途で使用する Fisher™ FIELDVUE™ 4400 ポジショントランスミッタを発売しました。
隔離バルブには通常、バルブ・ポジションのフィードバックを提供する開閉リミットスイッチが装備されています。残念なことに、スイッチのオン/オフの性質により、バルブの性能を診断する能力が大幅に制限されるため、劣化したバルブは完全に故障するまで気付かれないままとなります。そのような故障はプロセスに重大な影響を及ぼす可能性があり、安全上のリスクも高くなります。
HART™ 対応 FIELDVUE 4400 バルブ・ポジショントランスミッタは、このような問題やその他の問題に対処するための費用対効果の高いソリューションを提供します。このトランスミッタは校正が非常に簡単で、実証済みのリンケージレス設計が組み込まれています。リミットスイッチと比べて、バルブ診断および安全度水準 (SIL) 2 などの機能をあわせることで、はるかに高い信頼性を実現します。後者の SIL 2 は、多くの隔離バルブ用途で必要とされています。4400ポジショントランスミッタにはリミットスイッチ出力も含まれているため、バルブ位置情報を使用しながら、既存のオン/オフスイッチ回路に後付けすることができます。
4400ポジショントランスミッタは、HART を介してDCSシステムやアセットマネジメントシステムなどのホストにバルブポジションを連続的に提供するため、リミットスイッチよりも本質的に優れた利点をもたらします。バルブ開度が全開・全閉位置に到達できない場合、または作動中に固着/動きが渋い場合、これは位置信号からすぐに分かります。また、トランスミッタ自体の故障に関しても継続的な信号が失われたことが即座に検出されるため、修理のフラグを立てることができます。
詳細については、Emerson.com/Fisher4400 をご覧ください。