スポット溶着について~板材、不織布、フィルムなどの薄い材料に最適
通常、プラスチックの超音波溶着では、パーツの溶着したい部分に溶着用のデザインを施す必要がありますが、材料に溶着デザインを設けずに溶着が出来る工法があります。
スポット溶着という工法です。
通常、プラスチックの超音波溶着では、パーツの溶着したい部分に溶着用のデザインを施す必要がありますが、材料に溶着デザインを設けずに溶着が出来る工法があります。
スポット溶着という工法です。
スポット溶着では、ホーン側に突起を設けることで、材料に溶着デザインを設けずに溶着をすることが出来ます。
板材や不織布、フィルムなどの薄い材料を溶着することが可能です。
スポット溶着のメリットとして、材料に溶着デザインを設ける必要がないことが挙げられます。
溶着デザインを設けないことで、材料の成形コストを低減できる、また、板材同士等、シンプルな材料を重ね合わせての溶着であり、溶着前の材料のセッティングが容易である為、自動化しやすいといった利点があります。
板材や不織布、フィルム等の場合、材料の成形誤差が溶着に与える悪影響が少なく、溶着の再現性が高い、制御しやすいという利点もあります。
スポット溶着で溶着した製品例をご紹介致します。
マスク本体は、不織布を積層してあり、この積層部をスポット溶着で一体にします。
また、スポット溶着であご紐とマスク本体の結合が出来ます。
クリアファイルをポケット形状にする為に、ファイルの下部をスポット溶着します。
ページ中央部をスポット溶着します。
製品サンプルをご用意いただければ、スポット溶着工法の実験を実施することが出来ます。
実験をご希望の場合はこちらのお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。