スポット溶着のアプリケーション:クリアファイル、ポケットファイル、プラスチックパーツ、マスクなど

スポット溶着について~板材、不織布、フィルムなどの薄い材料に最適

通常、プラスチックの超音波溶着では、パーツの溶着したい部分に溶着用のデザインを施す必要がありますが、材料に溶着デザインを設けずに溶着が出来る工法があります。

スポット溶着という工法です。

スポット溶着とは?

通常、プラスチックの超音波溶着では、パーツの溶着したい部分に溶着用のデザインを施す必要がありますが、材料に溶着デザインを設けずに溶着が出来る工法があります。

スポット溶着という工法です。

スポット溶着では、ホーン側に突起を設けることで、材料に溶着デザインを設けずに溶着をすることが出来ます。

板材や不織布、フィルムなどの薄い材料を溶着することが可能です。

溶着デザインは不要

スポット溶着のメリットとして、材料に溶着デザインを設ける必要がないことが挙げられます。

溶着デザインを設けないことで、材料の成形コストを低減できる、また、板材同士等、シンプルな材料を重ね合わせての溶着であり、溶着前の材料のセッティングが容易である為、自動化しやすいといった利点があります。

板材や不織布、フィルム等の場合、材料の成形誤差が溶着に与える悪影響が少なく、溶着の再現性が高い、制御しやすいという利点もあります。


スポット溶着の応用例

スポット溶着で溶着した製品例をご紹介致します。

●マスクの溶着

マスク本体は、不織布を積層してあり、この積層部をスポット溶着で一体にします。
また、スポット溶着であご紐とマスク本体の結合が出来ます。

●クリアファイルの溶着

クリアファイルをポケット形状にする為に、ファイルの下部をスポット溶着します。

●ポケットファイル

ページ中央部をスポット溶着します。

製品サンプルをご用意いただければ、スポット溶着工法の実験を実施することが出来ます。

実験をご希望の場合はこちらのお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

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